わたしがわたしへ贈るしあわせレシピ

日々の感じたこと・思ったことを書きつらねています

納得は自分の中に

 

 

人を活かすって難しい。活かすには相手のことを知る必要があります。ただ一方的に「この人はこういう人」と決めつけたら、そこで終わり。わたしが見ているものはその人のほんの一部だったりする。提出物から、行動・言動から垣間見えるもの、それはその人のすべてじゃない。

 

 

 

 

ある職員が先月退職しました。その人を見ていると、それは当然の選択だと感じます。なぜなら、そういう関わり方を会社がしてきたから。会社の利益や都合を一方的に押し付けるばかりでその人自身を見てはいなかったのです。

 

 

 

 

その人の考えや為人(ひととなり)を無視して、道具のように扱った。そのため離れていった。年末と春先とに退職した人もそう。でも、経営者はそこに気づいていないし知ろうともしないように見えます。経営者は自分しか見ていないようにわたしには映るから。

 

 

 

 

もちろん、経営者なりに人を思い遣っていることも知っています。でも、働く人を活かすより、如何に仕事を回すかが先になっているのです。人を活かさなければ仕事は回らなくなるってわたしは思います。

 

 

 

 

働く人は会社の財産です。道具じゃない。失敗を責め立てて、減給だって言うのは、経営者が自身の失敗を認められないからなのだろう、人から良く見られたい、認められたいという欲の裏返しなのかもしれません。

 

 

 

 

そうすると、経営者は必死なのだな。経営者なりに良くしようとしているだけで、ただ、それが一方的になっているから噛み合わない。じゃあ、わたしはどうするか。わたしは一緒に働く人が活かされるような関わりをしたい。

 

 

 

 

わたしのできることは小さいし、与える影響もほんのわずかだろうけれど、それでも何もしないでいるよりはずっといい。感情が先立ってしまうこともあるけれど、それでもそうしていきたいのです。

 

 

 

「7つの習慣」で言えば、第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」、第4の習慣「Win-Winを考える」、第6の習慣「シナジーを創り出す」あたりを実践することです。いきなり完璧を目指すより、練習を積み重ねてそうなればいい。

 

 

 

緊張する。でも、怖い感覚はあまりない。なるようになる。わたしの気持ちはわたしが知って理解していればいいです。誰かにそれを理解してもらう気はないので。理解してくれたらありがたいですが、それはわたしの目的じゃないから。

 

 

 

波長が合わない感じの、一緒に働きたくないと感じる人にも、どこか合意点があるはず。それはNo Deal(取引しない)かもしれません。でも、その選択が互いのためになることだってあります。どんな結果になっても、後悔しないように向き合うことが大切です。

 

 

 

何より自分自身にね。わたしは自分に嘘をつきたくないし、自分を偽っていくのがとても苦痛。カラダに不調をきたします。自分も相手も大切にする関係性が創れるよう、自分のメンテナンスは重要です。

 

 

 

人を活かすノウハウを残念ながらわたしは持ち合わせていないけれど、ノウハウの有無にかかわらず、そうしたいからそうする。ネットにいろいろ書いてあるけれど、どれもわたしの納得するものじゃないから、自分で見つけるしかない。

 

 

 

 

わたしの納得はわたしの中にしかないのでね。