わたしがわたしへ贈るしあわせレシピ

日々の感じたこと・思ったことを書きつらねています

連絡が取れなくなったあなたへの手紙

 

いつの間にか音信不通になったあなたへ。お世話にもなったけれど、搾取もされた、そんなあなた。LINEが未読で個人用も会社用のメールもエラーになる。あなたの会社は閉業となっていて。。。どうしちゃったのかしら。

 

 

 

連絡がないということは、連絡を取りたくないor連絡ができない状況なのだなと。連絡が取れないならそれは仕方のないこと。またある日突然連絡があるかもしれませんね。

 

 

 

搾取されたと書いたけれど、あなたはやたらと不動産投資を勧めてきました。わたしは無知で疑うことを知らなかったから、カモだったのかもしれない。銀行の融資が通りやすい職業だったこともあるかもしれない。事あるごとに不動産投資を持ちかけてきました。

 

 

 

 

色々あってわたしは結局、不動産投資を了承しました。半分以上義理で嫌々やっていたから、早く手放したいと常々思っていました。売却査定を依頼したとき、物件の購入価格は相場よりかなり高額な設定だとある不動産会社の人から聞きました。おそらくわたしが銀行から融資を受けられるであろう最大金額を見越してそうしたのだろうと。

 

 

 

 

そこでようやく、良いように扱われていた、搾取されたのかもとあなたに疑いを持ち始めて。無知な自分が招いた結果なのだけれど。それでもあなたはわたしが困ったときは相談に乗ってくれたし、手伝ってもくれた。だからね。残念だとは感じたけれど、嫌いとか憎いとかそういう感情はなかった。

 

 

 

 

わたしは自分にとって都合の良いところだけのあなたを見ているのかもしれない。もっと腹を立てていいんだよ、と人は言うかもしれない。けど、腹は立たなくて。それ相応のことをわたしがしてきたからだって知っているし、あなたがほんとうに搾取したかったものは、わたしから何ひとつ奪えなかったからだともわかっている。

 

 

 

 

不動産は売却しようにも残債が多すぎて未だ叶いません。これまで目を向けたくない重荷だと思っていたのだけれど、COVID-19のおかげで考え方が変わり、経緯はどうであれ、与えられたのだから手放せるときが来るまで続けてこうと決めました。

 

 

 

 

そうすることがあなたから頂いた恩をお返しすることになると思うのです。誰かから搾取することなく、望んでいるものがあなたに与えられるように願っています。あなたが今幸せであればそれで充分です。多忙な中のたまの休日に奥さんがごちそうを作ってくれる、と惚気けていたのを今でも覚えていますよ。それでは。