わたしがわたしへ贈るしあわせレシピ

日々の感じたこと・思ったことを書きつらねています

お客さまのお役に立ててこそビジネス、選んでいただくためのあり方とは



今日は予報どおり雪がこれから積もるのでしょうか。少し窓を開けたらひんやりとした空気が頬をかすめて気持ちが良いです。でも寒いからすぐ閉めますけど。




お客さまとの次年度の契約に向けて、上司たちが内容を見直し検証している中、あることで意見を求められました。その件は上司たちよりわたしのほうが理解しているからなのですが、内容を見てびっくり。今までこれをお客さまに提示していたの?って驚くほど粗いものでした。




上司たちは契約料金を値上げしたいと希望。これじゃあ値上げに応じてもらえないでしょと資料を作り直して上司へ提示したら、「こんなにあるの?」と驚かれ、今までご存じなかったのですねとわたしもまたびっくり。




直上の上司からは「入れ知恵しただろ」と余計にめんどくさくしやがって感を醸し出されながら言われましたが、自分たちが何ができてできないのか、お客さまに示すことって大切だと思うのです。そうしないと選んでいただけないから。




でね。やっぱり思うんです。お客さまのお役に立ててこそのビジネスだと。料金を値上げしたいのなら、お客さまが支払ってもいいと思える商品・サービスでなければなりません。お客さまに喜んでいただける、お役に立てて初めて対価をいただくことができるのです。




お客さまに対し実直で誠実であることが提供する商品・サービスの付加価値になりうるとわたしは感じています。何でもかんでも引き受ける、囲い込め、会社本位のあり方では最初は良くてもその先続きません。これまでお付き合いで契約いただいていたお客さまも離れていきます。




既存のお客さまとより続いて契約をいただきたのなら、実直・誠実は欠かせない要素です。だからこそ選んでいただけるよう提供できるもの・できないものははっきりとお客さまに伝わることばにすることが大切。競合はいくらでもいますからね。





経営側との距離が近い小さな会社だから、こんな経験もできるのだなと思うと、ありがたい限りです。お金在りきで値上げしようとする上司たちに小さくブレーキをかけちゃうのは、わたしの資質かもしれませんね。わたしはお客さまも働く人も大切にする会社に居たいですもの。





それに、そうすることが社会への恩返しにつながるようにも感じます。わたしのわがままですけれど。