最近、必要なものは必要な時に与えられていると感じることがあります。自然と目の前に置かれるんです。不思議なことに。それは嫌な感じはしなくて、抵抗なく受け容れられる。欲しくて欲しくてたまらない、どうしようもなく手に入れたいものではないんです。
どうしても関わりたい！やりたい！って事柄じゃないんだけれど、かと言ってどうしてもやりたくないものでもない。わたしにとってちょっとハードルが高いものは、自然と助け手があったり。今までとは少し違う流れが自分をとりまいている感覚です。
仕事でもプライベートでも人の関わりが変わりつつあり、それに伴って一緒に起きていることのようです。いろいろなことがシフトされたり、シフトするための準備・人が自然と用意されたような。次のフェーズへ行くような。どんなフェーズなのかわかりませんけれど。
旅人が一時を共にしたあと、またそれぞれの目的地へ旅立っていくような感じです。そこにさみしさや悲しみもなければ、おおきな喜びも期待もなくて、ただあるがままに進むだけで。だから新しいことを割り当てられることに不安・心配もそれほど感じていないのです。
以前だったらどうしよう。自分にできるだろうか？って不安だらけだったでしょうけれど、やってみないとわからないし、なるようになるしなぁと今は感じているのです。そういう状態だからこそあてがわれたことなのかもしれないですしね。
それに、今までとは違う経験をさせていただけるのはありがたいことです。たとえば、採用面接を担当させていただいたり。最終的な決定権は上司にあるにせよ、一緒に働くかもしれない人とほんのわずかな時間でもお会いできるのは貴重な経験です。ほんとうにいろんな人がいる。いろんな人、ものごとがあるから世界は色づいているんだと感じます。
新しい経験とはいえ、ある日突然、異世界へ飛ばされたようなまっさらなゼロから始まったわけじゃないんですよね。これまでの積み重ねの上にある新しい経験なのです。だから小さくひとつひとつをこなしていけばそれでよくて。結果はそうした積み重ねの集まりに過ぎないですし。自分のペースでゆっくりと進むだけ。
