わたしがわたしへ贈るしあわせレシピ

日々の感じたこと・思ったことを書きつらねています

日々の中に気づきがあるありがたさ




今日は日記のような記事です。気づきがあるってありがたいな。と。すべては気づきのためのできごとじゃないかと思ってしまうくらいです。それでは本文へどうぞ。





先日、歯が痛くなりました。歯医者嫌いなんです。あのちゅいーんという音が。行きたくないけど、痛いしなぁ。しばらく歯医者行ってないからこれは行けっていうことかも。いや、痛くてどうしようもないから、行かざるを得ない。と問答の末。




予約の電話をしたら、空きがなく数日待つことに。その時点では、予約日までやり過ごせそうな痛みだったので何とかなるだろうって思っていました。ところが、だんだん痛みが強くなって食べものが噛めない。鎮痛剤を飲んでも2時間くらいしか効かない。




ネットで検索してみると虫歯が進行して神経までいっているときの症状に似ている。まずい・・・。もう、痛すぎてご飯が食べられない。あああ。どうしよう・・・。2時間くらいしか効かない鎮痛剤は飲んでも意味がないし、食べられないから胃に負担もかかる。




もう痛みが気になってなにもできませんでしたが、なんとか診察日までやり過ごし、歯医者へ。以前診てくださった先生はもういらっしゃらなくて、別の先生に担当していただきました。「痛いのはここですよね?」そうです、そこです。コンコンと歯を叩かれ痛みが響きます。いーたーいー。





「だいぶ久しぶりなのでレントゲンも撮りましょう」以前レントゲンを撮った時はアナログだったけれど、デジタルになってる!そうよね、いつまでもアナログじゃないわね。などど思うくらいだったので、痛みはあれど意外と余裕はあったのかもしれません。





撮ったレントゲンを見せながら先生は説明してくださいます。「痛みのある場所は、治療済みで神経がありません。レントゲン上炎症が疑われるものも映っていないです。」うんうん。「ということは、その痛みは寝ている間の歯ぎしりや歯を食いしばっていることによって、必要以上に力がかかっているためのものです。あいさん、ストレスありませんか?」





え?ストレス?あるの?はて・・・?「パソコンを操作するときなど、緊張状態になり、無意識に歯を食いしばっている人は多いです。」そういえば、わたし無駄に緊張するんだった。とはたと思い出し。歯を食いしばっている数多の場面が頭の中に浮かびます。





「痛みのある歯を少し削って、歯にかかる負担を減らしましょう。あとは寝ている間歯を食いしばっても負担が軽減できるようにマウスガードを作りましょう」先生、何で歯を削ると負担が減らせるんですか?とか質問する間もなく、処置が進められ。あんなに痛かった痛みが嘘のようになくなりました。これ、魔法?って思っちゃうくらい。





でね。ここで感じたことはふたつ。





ひとつはレントゲンを見て。ほんと歯医者が嫌いでなかなか行く気にならないのですが、前回の治療がいかに大変だったか今回見せていただいたレントゲンで改めて知りました。半年通って長いことほったらかしにしていた歯を全部治療したのですが、こりゃぁ先生大変だったろうな、と。






通うたびに麻酔をぶすぶす打たれて治療しましたが、これはこういうことだったのか。と。型取りがうまくいかなくて何回も取り直したり、治療する側と反対側に麻酔をかけられたり、親知らずを抜くのも大変で毎回お財布から数千円飛んでいきました。ほかの患者さんは「700円です」とか言われているのに、わたしゼロがひとつ多い。





それだけ大がかりだったんです。せっかく時間をかけて良い状態にしてもらったのに、また放置したわたしって・・・と激しく反省。これからちゃんと定期的に通いますって思いました。





もうひとつは、今回の先生のことば。「無意識に歯を食いしばっている」ということは、それだけ緊張していることが多くて、しかもそこに気づいていなかったこと。もっと自分をゆるめていいんだな。と。ゆるめる余地がたくさんあるのがとてもありがたいし、嬉しいなと。





いいんですか?こんなにゆるめてって最初は思いましたが、「もっとゆるめていいよ」とわたしの中から答えが返ってきたように感じます。リラックスするためのストレッチを歯を食いしばってやっていたらリラックスどころかかえって緊張をもたらすわけで。じゃんじゃんゆるそう。甘々に。ぜいたくに。





こうやって日々の中で気づきがあることが何よりありがたいなぁと感じるのです。