わたしがわたしへ贈るしあわせレシピ

日々の感じたこと・思ったことを書きつらねています

よもやま話(その時感じたこと・思ったことをつらつらと)6

 

関東は梅雨が明けました。明けた途端、夏の日差しと容赦ない気温の上昇。セミが一斉に鳴き始めました。夏ですね。流れるように季節が移り変わっていく。

 

 

 

先日、泊りがけの出張に行ってきました。人手が足りないから、ということです。そういう話を打診される時は、それしか選択肢がないのですよね、わたしには。最近は、そういうことに好き嫌いの感情があまり沸かなくなりました。だから抵抗なく流れるままにいられるのかもしれません。

 

 

 

出張がなければ、遠出をする機会もないですしね、近頃では。どうせ行くなら楽しんで行こう。というわけで、宿泊先まで電車で行くことにしました。当初上司が車を出してくれると言っていたのですが、そんなことをするより山のような自分の仕事を1つでも処理してほしいとお断りしたのです。

 

 

 

そのほうがひとりで気楽に移動できますしね。ローカル電車に乗って、車窓を楽しみながらいろいろ考えごとをして。高い建物がない風景は、まるで空と陸地に境界線はないんじゃないかって思うくらい遠くまで見渡せて好きです。

 

 

 

入道雲がたくさん見えて、そのうち黒雲の近い場所を通れば、そこは土砂降りの雨が降る駅で。でも、電車は何ごともなかったように通り過ぎていく。刻々と変わる風景、乗り降りする人の姿はいつもの喧騒を忘れさせてくれました。

 

 

 

乗り換えの際、Suicaカードが使えない路線だと知ってちょっとびっくりしたり。現金をあまり持っていなかったので、関東圏内でもSuicaカードだけで移動できるのに限界があるのだな、と知ったり。初めて知ることはたくさんあるなぁ。

 

 

 

宿泊先の最寄り駅は店などがない静かな場所でしたが、大きな国道に出ると大型の飲食店などが並んでいたので、食事や必要なものは心配なさそうでした。20分ほど歩く間、風が吹きわたるのどかな景色を楽しみました。車の往来は高速のICが近いこともあってひっきりなしでしたが。

 

 

にわか雨が降ったのか、夕食を食べて店を出たら地面が濡れていました。入店する時は雨の気配を感じなかったのに、いつの間に降ったのか。傘を持たずに出たので雨が上がってから宿泊先に着くことができたのはありがたいことです。

 

 

 

それから汗で濡れた服を洗濯したり、アイロンをかけたりして翌日の準備をしていたらあっという間に時間が過ぎ、それでもゆっくりお風呂に浸かることもできて自分だけの時間があるって幸せだなってつくづく感じました。

 

 

 

翌日の慣れない仕事をなんとかこなし、無事に終わって戻ってきました。忙しく動く他のスタッフを手伝いたい気持ちもあるのですが、勝手をわからないわたしがあれこれ手を出すことより、言われた業務をしっかりこなすことに専念したほうが手を煩わせなくていいのかな、と考えてみたり、そうやってあれこれ考えるからエネルギー使って疲れるのだな。

 

 

 

あぁでも、やっぱりのどかな景色のある場所に住みたいなぁ、と出張先の景色を眺めて思いを巡らせるのでした。