そろそろ何処か旅行にでも行きたいなぁなんて思っていたら、1泊2日の出張へ行くことになった。仕事だから観光はできないが、それでもいつもと違う景色が見られることが嬉しい。泊まったホテルの周辺は川を越えたところにシャッター街があった。かつては賑やかだったのだろう。
視界を遮るような高い建物がなく、川や山から吹き抜ける風がなんとも心地よくて、それだけで幸せな気分になる。夕暮れの街を散策して、ホテルへと戻った。他のメンバーはその後もさらなる出張だったので、わたしだけひと足早く戻ってきた。
普段遠方へ出張することもないので、新鮮な体験。旅行気分も味わえたしね。ムカッと来ることが1つあったけれど、それはもう過ぎたこと。記事を書きながらふと思い出してまたムカッとしてしまった。
なんだかんだと、色々取り組めるのが、とてもありがたい。あちこちと手を広げるより、目の前にあることをひとつひとつ片付けて行くほうが、わたしには合っているのだろう。副業なども考えているが、今の延長線上にあるものがいい。
だから、新しく何かを始めることはやめようかなと思った。もう少し工夫は必要かもしれない。もったいない気持ちもあるが、自分に抱えきれないもののようにも感じる。何を切り捨てるか、選択する時が近い。わたしにとって大切だと思えるものがそこにあれば充分。
誰かじゃなくて、わたしがどう感じてどう行動するか。その基準があれば大丈夫。わたしの人生はわたしが決めればいい。「今、ここ」があれば、あとはいいかなぁと。その瞬間を楽しめて、いつでも終わりにできるように整えていくのだ。