わたしがわたしへ贈るしあわせレシピ

日々の感じたこと・思ったことを書きつらねています

よもやま話(その時感じたこと・思ったことをつらつらと)80

 

 

公言はしてないが遅い夏休みを取った。会社として夏季休暇はなく、各自有給で賄う形だ。お盆時期に休みを取るスタッフがほとんどだが、わたしはいつもずらして取る。あとは冬の時期に有給消化を兼ねてちょいと休みを取る。

 

 

どこかへ行きたい欲はないが、自分を休ませる時間を取りたいと思った。ちょうどエアコンの室外機に草が絡まって、これから暖房必須の季節に使えなくなると困るからと、草むしりをしておこうと考えた。

 

 

早朝に1時間ほど草むしりに勤しんで、テラスにみっしり茂っていた雑草たちはすっきり抜き去った。とはいえ、根が深いものもたくさんあって、すべてを取り除けたわけではないし、また茂ってくるのだろう。根が残っていればまた生えてくる。

 

 

人間も同じで。根が残っていれば、どんな形であれ芽吹く。だからうまく行かないとか、やらかしてしまっても、違う形で伸びることができる。根を張らす方向を変えたりすることもできる。より深く張ることもできるだろう。

 

 

そんなことを考えながら黙々と草むしり。はたと気づけば雑草生い茂っていたテラスはすっきりとしていて、気分の良いこと。その後ゆっくり朝食を摂って、なんと素敵な休日かと感慨にふける。ただのわたしとして過ごせることのありがたさに、普段ピンと張っている糸も緩む。

 

 

そうそう。こういう時間がいいのだ。

 

 

夏休みを心置きなく過ごすために、残業をした。急ぎ対応の案件もあったので、ずいぶん手一杯になって余裕がない状態だった。あれもこれもと気になって、優先順位がわからなくなった。

 

 

そのうちに闇雲に手をつけてどれも中途半端になるなら、いっそのこと捨ててしまおうと思いついた。他のスタッフができることには手をださず、わたしが対応しないと進まないもの、進捗に影響のあるものを選んで取り組むことにした。

 

 

余裕があれば、残りをこなすようにと切り替えたら、なんと身軽になったことか。何でも自分で背負うことなかったのだと気づけて良かった。気づいたのは、休みに入る前日で、だからこそ尚更気持ちよく終わらせることができた。

 

 

根回しをした甲斐あって、心地よく休みを過ごせている。残っているスタッフは大変かもしれないが、それはそれぞれの課題だろうし、解決できれば成長につながる。・・・なんて休み明けにとんでもないことになってたりして。。。

 

 

まぁそれはそれで、対応すればいいだけで。まずは自分を休ませることが優先。先のことなど気にしてたら休まらないからね。わがままに過ごす時間にありがとうを。