わたしがわたしへ贈るしあわせレシピ

日々の感じたこと・思ったことを書きつらねています

モヤモヤには気づきが隠れているんです

 

 

あるスタッフが勝手にものごとを進めていました。わたしのところにも相談へ来たので「相談する」と答えたのですが、わたしの言葉足らずもあったのでしょう、別のスタッフに話を持っていきました。どうにもすぐ解決したかったようです。

 

 

 

 

その行いは組織の統制を乱すことだと本人は認識していません。1スタッフがその場で決めることではなく、まず上司に報告、指示を受けてから動く必要のあることでしたので、相談するとわたしは答えたのですがその人にはわたしの意図は伝わっていませんでした。

 

 

 

 

そのことでしばらくモヤモヤしていたのですが。今日、急に思い立って「嫌われる勇気」という書籍を読みました。そうしたらね。。。モヤモヤがすっきり!したのです。単純なことでした。わたしが相手の問題に勝手に干渉していたのです。

 

 

 

 

なぜならば、わたしの思うようにその人が動かなかったから。逆を言えば、わたしの「相談する」という答えも相手にとって期待する答えではなかったのだと思うのです。だから期待する結果を求めて別のスタッフへ話を持っていった。

 

 

 

 

それがわかったので、もうそのことはどうでもよくなりました。人の輪の中にいるとどうしても他者との境界線が曖昧になってしまうので、わたしにはひとりになってじっくり振り返ったり吟味したりすることが本当に大切なのだと改めて感じました。

 

 

 

 

この世は、いつまでも学べるようにいろいろ用意されているのだなとつくづく感じます。それだけ成長する機会に恵まれているのだと思うとありがたいなぁと感謝します。モヤモヤする時はそこに気づきが隠れているんです。わたしはどうしたかったのか、何を求めていたのか。

 

 

 

 

「嫌われる勇気」の内容はわたしの思想に近いところがたくさんありました。だから楽しく一気に読んでしまいました。アドラー心理学をきちんと勉強したことはありませんが、これまでのわたしの経験とそこから導き出した今の思想が近いなんてなんだか嬉しいです。

 

 

 

 

わたしの道はわたしが決める。わたしに嘘をつくことなく進めばいいって再確認したのです。大切なのはそれでいいという納得。わたしがどうしたいのかを最優先にする。だっていつ死んでもいいように、いつでもこのカラダを世界にお返ししてもいいように日々を過ごすのだから。