わたしがわたしへ贈るしあわせレシピ

日々の感じたこと・思ったことを書きつらねています

心地よい方へ舵を切る

ブログを書いてはやめる、書いてはやめるの繰り返しをこれでもかとやってきました。
やめる理由は「飽きた」「書くことが楽しめなくなった」から。
結果がどうであれ、楽しめなくなったら続けられない性分のようで。

あとは周囲の目をやたら気にしたことでしょうね。
自分がどう思われているのか、気になって仕方なかった。
自信がなかったのね、自分に。


じゃあ、今は自信あるのかってきかれたらNOでもYESでもないかな。
自信があろうとなかろうとわたしはわたしでしかないから。だから、自信がどうこうって関係ない。
ブログをまた書こうと思ったのは、自分の経験を発信することがだれかの役に立つような気がしたからではなく、書いてみようという気になったから。


では、本題に行きましょうか。

心地よい方へ

わたしは今、とある会社で契約社員として働いています。従業員総数が30人くらいの小さな会社です。わたしは会社を経営したことがないので、30人を抱えてこれまで数十年会社経営してきた社長の悩みや苦労はわかりかねます。「今までこうしてやってきた」という自負もおありです。


でもね、「今までこうしてやってきたこと」にわたしは馴染めなくて。これから先もこの会社にいるならわたしのココロをねじ曲げる必要があるのだけれど、どうしても曲げられない根幹部分だったりするんですよ、これが。合わせられないものは合わせられない、と強く自覚したので会社と袂(たもと)を分かつことは決めています。


いきなりやめるのは周りの人が困るだろうと考えて、なるべく困ることがないように準備してからにしようと1年は残ることにしました。業務の一部だけでもざっくりとマニュアルを作っておく、対応のログを残すなどする一方、やめた後のための準備期間という位置づけでもあります。


折しも新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発令され、自宅待機となったとき黙々とパソコンで絵を描いて過ごしました。ひとりで黙々と作業することは楽しく時間を過ごせるし、それで何か仕事ができないかと模索したんです。で、わかっちゃったんです。

お金を稼ぐことは楽しくない


正確には
「お金を稼ぐ」が目的になると途端に楽しくなくなるです。



わたしはインターネットラジオのパーソナリティもやってまして(誰もがだれかのヒーローっていうんですけどね)周りの人から言われたんです。「お金をもらってやったほうが絶対いいって!」てね。
そういうもんかな?って思ってお金が回る仕組みを考えてみたのですが、楽しくない。全然。これっぽっちも。


そうして悩んでいると、ラジオ番組自体が色あせてしまうように感じたので、お金が回る仕組みを作るのはやめました。番組のありたい方向性とも違うように感じたし、なにより楽しく続けたいから。そうしたいと思うときがくればまた考えればいい。


以前は楽して稼ぐ方法ないかな、とかお金がたくさんあれば困らないのに、とか思っていたんですけどね。今は「カンタン」「稼げる」というワードにまったくときめかず、「楽しい・楽しむ」基準がヒトとは違う方向だな、と自分でも思います。でも、こっちのほうが心地いいんです、わたしには。



どんなことが心地よいのかは人それぞれなのでお金を稼ぐことが楽しい方もいらっしゃるでしょう。大切なのは誰かの基準じゃなくてわたしの基準で決めること。ジャッジメントしないこと。これだけ。